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2021年にかけて世界を牽引する日本のトップロボティクス企業10

ロボティクスの変革は今まで、新たなテクノロジーと革新的な発明を推進する、一見して穏やかなリーダーによるものだった。このリーダーは、我々が今日見る進歩に寄与するようここ数十年にわたり、ロボティクス産業の要として活躍してきた。そのリーダーとは?日本である。

この島国は、ロボティクスハードウェアの革新における、新しい時代への寄与に必須のAI、機械学習、そしてマシンビジョン技術における進歩を牽引している。このことを視野に入れて見直してみると、日本の産業ロボットメーカーは2017年に供給されたロボットの50%以上の製造を手掛けている。これは2016年から39%増加している!また、日本は2017年、ワーキングユニットのロボット搭載数が297,200個で、これは世界で二番目に位置づけられる。この発展は、日本のトップ企業の名前を含む土台の上に成り立っている。例えば、三菱、デンソー、ダイヘン、エプソン、ファナック、カワサキ、とリストは続く。

同時に、日本は世界を牽引するスタートアップとテクノロジーエコシステムで地位を築き続け、投資金は日本のIT業界に流れ続けている。2016年、日本のベンチャー企業は3つのカギとなる領域に注目し、前年と比較して、ロボティクスは329%、人工知能(AI)は246%、そしてモノのインターネット(IoT)は184%増加した。これは安倍晋三首相が近年目標として掲げていた、2023年までの20のユニコーン企業の設立と並行するものである。

これらのユニコーン企業の中に、ロボティクスのスタートアップが含まれている可能性は大いにある。シェフマシーンから、認知症治療ロボット、パーソナルアシスタント、適応知能マシン、そして、AIベースの産業的驚異に至るまで、以下に挙げるのは我々の生活、仕事、機能の様式を変える、日本で最も成功した(または前途有望で独特の)スタートアップのうちの10社である。

ロボティクスの進化を牽引する10のスタートアップ

1. コネクテッドロボティクス株式会社

東京に拠点を構えるスタートアップである、コネクテッドロボティクス株式会社は、日本で有名なストリートフードである、たこやきと呼ばれるたこが入った揚げ玉を作る、オクトシェフと、ソフトクリームを提供するレイタくんロボットの二つの自動食品ロボットを生み出した。

コネクテッドロボティクスは近頃、8億5千万円(780万米ドル)のシリーズA財政支援ラウンドを公表した。この財政支援は自動食器洗いロボット、コンビニエンスストアをターゲットとしたホットスナックロボット、そしてLoraineと名付けられた自動朝食ロボットを含む、食品業界へのコネクテッドロボティクスの進出を支援するものである。

2. 株式会社Preferred Networks

AIと深層学習に重点を置いたスタートアップである、株式会社Preferred Networksは近頃、世界で初となる部屋の片付けが可能なロボットを発表した。このロボットには様々な指示、ガイドラインに従って掃除の命令を与えることができる。マシンビジョンを用い、300以上の家財道具を認識し、賢く拾い上げ、所定の位置に置くことができる。

株式会社Preferred Networksは約20億ドルの査定額で、日本において最も高く評価されたスタートアップである。彼らは機械学習と AIにおける専門知識を利用し、新たなロボティクスへの試みの裏にあるAIに力を注いでいる。以下で彼らのお掃除ロボットの作動中の様子を見てみよう!

3. ソフトバンクロボティクス株式会社

ソフトバンクロボティクス株式会社は、日本のコングロマリットであるソフトバンクの子会社であるが、ソフトバンクロボティクスのチームにより、独立したスタートアップとして運営されている。ソフトバンクロボティクスは、コンパニオンである感情読み取りロボットのPepperで有名である。

また、最近彼らはHSBCとの重要なパートナーシップを公表した。これは、アメリカ合衆国全土のHSBC銀行支店におけるサービスロボットの新規展開を支援するものである。

4. パロセラピューティック

パロセラピューティックは高齢者、特に認知症、アルツハイマー、またその他の認知的な障害を持つ患者を元気づけるために設計され、社会的なコンパニオンとして活躍する、進歩した相互作用的なロボットを開発した。これは持ち主の声や持ち主との交流に反応する、思わずハグしたくなるようなアザラシ型のロボットである。データによると、この独特なアプローチは効果的に孤独と認知症の治療に貢献している。

5. Telexistence株式会社

Telexistence株式会社は、自らの動作を地球の反対側からでも正確に映し出すことができる、遠隔操作型のロボットを開発した。このロボットは遠隔通信を介して、タスクを完遂したり、意思疎通を行ったり、物理的に他者と交流することを可能にする。操作者は、遠隔に置かれたロボットからセンサー情報を受信し、ロボットに遠隔タスクを行うよう操作する。Telexistenceの投資家としては、エアバス・ベンチャーズ、みずほキャピタル、JTB、そして前田建設工業が含まれる。

6. プレンロボティクス株式会社

大阪に拠点を構える、プレンロボティクス株式会社は、自ら「携帯可能なパーソナルアシスタントロボット」と形容するThe Cubeを製造した。The Cube は人間との意思疎通に反応し、我々の動きや感情をまねるように設計された。この装置はスマートカメラ、モーショントラッキング、顔認識、そして音声認識技術を搭載し、すべてが合わさって最先端の機能性に寄与している。

7. アセントロボティクス株式会社

アセントロボティクス株式会社は、ロボティクスや自動運転車のための、AIベースのソフトウェアを提供している。アセントロボティクスのリサーチチームはインテリジェントカーに動力を与える発展したニューラルモデル、及び、機械学習アルゴリズムの開発に注力を注いだ。

アセントチームは近年では、2018年3月のファンディングで1,600万ドルを超える金額に達した。これからも彼らは技術発展のために、様々なタイプの自動車業界のテクノロジーパートナーとともに努力し続ける。

8. 株式会社ZMP

2001年に設立された株式会社ZMPは、研究や発展の場として自動化運転技術が搭載された、実験用車両の販売に焦点を置く、ロボティクススタートアップである。彼らに投資するのはインテルやソニーなどで、ZMPは、ソニーとモバイルインターネット会社であるDeNAとともに、運転手なしのタクシーサービスの始動に着手している。

9. ライフロボティクス株式会社

2007年に設立されたライフロボティクス株式会社は、企業の製造過程、倉庫作業を機械化するのに役立つ産業ロボットを開発している。このスタートアップは「協働するロボット」、つまり高度な機能性、作業手順、そして、タスクをユーザーのガイドラインを通して学習可能な、自動化マシンに焦点を置いている。

10. 株式会社Mujin

2011年に設立された株式会社Mujinは、産業ロボットのためのAIベースの動作制御ソフトウェアを開発した。ロボットは通常、特定の動作、反応がプログラムされているが、Mujinのコントローラーは事前のプログラミングなしで、自らの動作を通じてロボットが「考え」、発生した状況に対応することを可能にしている。

Mujinの技術は主に、ロジスティクス、倉庫、工場の機械化におけるピッキング、梱包、並び替え作業に用いられている。Mujinは、中国のeコマース業界のリーダーである、JD.comと協力し、世界で初めて人間スタッフのいない倉庫を開発した。

破壊的技術-日本の発明

日本はこれからも、スタートアップや技術を牽引する中枢としてあり続ける。日本における、発展途上のスタートアップ・エコシステムと合わさったロボティクスの強力な歴史が、他の多数のタイプのスタートアップと同様、ロボティクスベンチャーの中でのブームにつながっている。

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